地震対策

2024年03月12日 | 建築日記 | リフォーム

3.11 折しも東日本大震災の発災日でしたが、某施設内の事務用スチール家具の固定作業を行いました。

地震対策

背面の壁がコンクリートなら、Lアングルを介して、ホールインアンカーを打ち込み固定。

地震対策

背面の壁が軽量スタッドの場合、それだけでは心もとないので局所的に力がかからないように木下地をいくつかの軽量スタッドに固定し、その上でLアングルにて什器を固定します。

地震対策

背面の壁が石膏ボードだけ・・・鉄筋コンクリート造の建物ならボードの奥にコンクリート躯体があるはずです。石膏ボードに簡易固定するだけじゃ大きな揺れに耐えきれません。この場合、壁奥のコンクリート躯体にアンカーを打ち込みボルトで固定します。

このように、壁の種類によっていろいろな固定の方法があります。今回は鉄筋コンクリート造でしたが、木造や鉄骨造でも頑丈な下地に固定することが大切になります。



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